40代からの手指の不調の悩み
2022/08/12
新聞の広告ページに載っていたの見て、数年前に指の第一関節が痛いひがつづいたので整形外科に行こうかどうしようかと悩んでいた時期がありました。きっとこれだったのですね。
幸い私は指の関節が曲がったりはしなかったのですが、もっと早く知っていたら
手外科で診てもらいたかったです。
朝起きたときに手がこわばる、関節が痛くて家事や仕事が憂鬱。
40代以降の女性に多い手指の不調。それは加齢や使い過ぎだけではなく、
閉経前後の女性の体に訪れる変化が影響しているかもしれません。
手指の不調に悩む女性が多いのはなぜ?
40~50代の女性では関節の痛みやゴツゴツした変形に悩む方が多いです。
これらは変形性関節症という疾患で、第一関節、第二関節に発症するもの。
ばね指と呼ばれる腱鞘炎。 親指の付根が痛む関節症なども多くみられます。
主な原因は手の酷使と女性ホルモンの変化
パソコン作業や家事などによる手の使い過ぎ、同じ指の動作を続ける作業などが
ばね指などの原因になります。
また変形性関節症との関連を指摘されているのが、女性ホルモンの一種である
エストロゲンである。エストロゲンは40代以降急激に減少。
閉経後の10年間、いわゆる更年期は心身にさまざまな不調が生じることがあります。
エストロゲンの減少は骨や関節に影響を及ぼし、骨粗しょう症にもつながりやすい事から、更年期の女性に手指の疾患が発生しやすいのではないかと考えられています。
変形性関節症は年齢とともに進行する
変形性関節症は年齢とともに進行していきます。放っておくと痛みが強くなったり、
関節の変形によって手が使いにくくなることもありますから手外科の受診をお勧めします。「この程度で病院に行ってもいいのか」とためらう方もいるようですが、手指の疾患は触診しないと診断できないことも多いので迷わず受診されることをお勧めします。
「日本手外科学会」のホームページに全国の手外科専門医と所属医療機関のリストがあるので、検索してみてください。
8月10日北海道新聞広告のページより抜粋